パラグアイ料理:レストラン アミーゴ
★おすすめポイント★
1.骨付き炭火焼ステーキ、カツレツにチョリソー!肉好きにはたまらない!!
2.人懐こくてあったかいシェフのお母さんと娘さん!
3.家庭的で気負わないまた行きたくなる雰囲気!
日本で唯一、パラグアイ料理が食べられるというこのお店、赤坂の韓国料理店が立ち並ぶ通りの一角にあります。
ビルの2階にあり看板が出ていないので、一度は通り過ぎること間違いなし!(笑)
店に入ると、家庭料理のイメージとは裏腹に、目に入ったのはバーカウンターのスツールに腰掛ける美女。
彼女はシェフであるパラグアイ人のお母さんと店を切り盛りしているそう。
日本に来て10年以上、日本語も流暢でとっても気さくです。
パラグアイは周辺のアルゼンチンやウルグアイと同じく肉食文化。
メニューに並ぶのはステーキ、焼き肉、カツレツ、チョリソー…!!
まず手始めに初体験のエンパナーダにトライ。
これは具材入りのパイで、中身の肉は選べます。
お好みでチリソースをつけて。
(写真は一個でちょっとさびしいですが、)ひき肉とゆで卵がぎっしり詰まってボリューミー。
おやつに何個でも行けそう^^
続いて選んだのはチーズとハムをのせたカツレツ、Milanesa Napolitana。
スペイン語はわかりませんが、ナポリ風カツみたいなものでしょうか。
ほんのりスパイシーなカツレツとハムチーズに甘酸っぱいナポリタンソースが相性抜群です。
他の南米の国々にスペイン・ポルトガルを中心としたヨーロッパ系の人々が多いのに対し、パラグアイでは90%の国民がスペイン人とグアラニー人などモンゴロイド系の先住民両方の血を引くそう。
それゆえ、文化的にも両方に根差した特徴があるようです。
日系移民も7000人ほどいて、実は日本とも関係が深い国。
東京では、毎年光が丘でパラグアイ・フェスティバルが開催されているので、そちらもチェック↓↓↓
ベラルーシ料理:ミンスクの台所
★おすすめポイント★
1.素朴な家庭料理なのに、味の深みや盛付けの美しさにシェフのこだわりを感じる!
2.ベラルーシのかわいい人形や民芸品が並べられ、木の温もりがあふれる店内!
3.「美人の国」の評判通り!民族衣装を着た笑顔の素敵な店員さんが迎えてくれる!
ベラルーシ出身のシェフが2002年に開いたという、東京メトロ南北線の六本木一丁目駅からほど近いお店。
なんと!日本でベラルーシ料理が食べられるのはここだけ!
ちなみに麻布、六本木界隈には大使館が多く、各国の料理店が集まる地域です。
店内に入ると珍しいお酒や民芸品の人形、クロス、容れものなどが並び、目を楽しませてくれます。
お店の人にベラルーシ料理の特徴を聞いたところ、じゃがいもやビーツ、きのこを使ったメニューがよく食べられるそうです。
せっかくなのでベラルーシならではのものを…とメニューを眺めていると、
隣の席から「これが好きでこの店に通うようになったんや~」という声。
見た目も芸術的で興味がそそられます。
早速、「毛皮のコートを着たニシン」という何ともシャレた名前のその一品を注文。
赤いビーツ(甘みのある根菜)が毛皮のコートのように下のニシンを覆っていることがその名の由来だそう。
一口食べてみると…
う~ん、たしかに!!
これは何度も足を運びたくなるのも納得です。
クリーミーで濃厚、なのにビーツの甘みやローズマリーと思われるハーブの香りのアクセントでさっぱりしていて飽きさせません。
そしてもう一品、気になった「シャルロトカ」というアップルケーキ。
素朴で優しい味だけど、ラムがきいてバランスが取れており、ちゃんとおいしい。
余談ですが、ロシア語では日本語の「ちゃん」のように女の子の名前の後に「カ」をつけて呼ぶことがあります。
なので、「シャルロトちゃん」という愛らしいネーミング。
ベラルーシにはベラルーシ語がありますが、長い間ロシア帝国・ソ連の支配下にあったため、今では日常的にロシア語を使う人が多くなっています。
そして今回は試していませんが、お酒のセレクションもかなり豊富です。
ウォッカだけでもいくつもの銘柄が揃い、フレイバー・ウォッカやウォッカベースのカクテルもいろいろあります。
そして、近隣国でワイン発祥の地として知られるジョージア(旧グルジア)やモルドバのワインもその充実度合にビックリです。
東京にいながらにしてベラルーシを体感できる「ミンスクの台所」。
おすすめです☆